第3弾は渡邊くんです。
独特なセンスから繰り出される強烈な一面と、
表裏一体で見え隠れするセンシティブな一面。
「個性的だね!」って言葉は、褒め言葉としてよく使われますが、
でも本当は、なんとなく理解できない事を「個性的」って箱に入れてるだけだったりしないでしょうか?
というか、そういう場面、私も多いです(反省)
彼の強烈な自己紹介だけに目を奪われないでください。
医療現場で誰よりも患者様の目線に立てるのは、彼なのかもしれません・・・!
キーワードは「くうねるあそぶ。」(by井上陽水)
皆さんお元気ですか〜。
新入社員(仮)の渡邊稜介でございます。
モニタ越しですが簡単にご挨拶させていただきます。
(仮)とは…?
さて、いきなりですがなぜ新入社員(仮)なのか。これは実は私がまだ大学生であるからでございます。
単位が足りずに卒業不可….!そんなわけで現在は学生として大学に通う傍ら、インターンという形で週三日モレーンにて修行をさせていただいております。
趣味は映画鑑賞でして、ゾンビやサメが大暴れしたりしなかったりする映画が大好物でございます。運動だとアルペンスキーと水泳が好きで選手をやめた今でも時々身体を動かしに行っております。
必要だったのは、個性。
さて、そんな私がモレーンに入社して一ヶ月。
一ヶ月の研修ではビジネスマナーや弊社の製品について学びました。
そんな中で私が一番感じたのは私自身の持つ「個性」を求められているなぁ、ということです。
いきなりですが社会に出るにあたって私がまずしたことがあります。それは普通の髪型になることでした。
というのも純粋に大学生だけをやっていた頃、私はオダギリジョーさんに憧れて変な髪形をしていました。
<混迷を極める歴代の髪型達>
あるときはモジャモジャ
あるときはロン毛
(これはまだ短いほうですが長いときはあご下まで髪がありまして。片側だけですが。当時友達からは半分ハゲとか呼ばれてました)
そんな私が「いくらなんでもこのままじゃまずい。社会からならず者の烙印をおされてしまう」と思い髪を切り、普通のショートカットにして挑んだ入社式
まず
「前の髪型のほうが良かった」
といわれる始末。
そりゃないぜ…トホホ…。と思いながらも「逆に昔の髪型でいいならどんな髪形でもいいんじゃ…」と思い、一ヶ月たった現在では既に普通のショートカットを辞め、昔ほどとは行きませんが、「北斗の拳の雑魚みたい」(釜付リーダー談)な髪型で出社させていただいております。
(現在)
また、成果発表では自社製品の提案のために何故か東京オリンピックの話を盛り込んだ私のスライドを「俺は好き」とか「おもしろい切り口だった」と認めてくださる方ばかりです。(まぁ、成果発表自体は緊張とミスの連発でボロボロだったのですが…笑)
電話に出られない新入社員。
そして一ヶ月で生意気にも新人らしく壁にもぶち当たっております。
まず一枚目の壁が電話応対。5月に入り電話応対をさせてもらっているのですがまず電話を取ることができない。
まるで忍者か抜刀居合かというスピードで電話を取られる営業サポートの大西さんや
「今日は全部の電話を駆逐しにきました」
と言い放つ同期の作部に完全に力負けする日々を送っております。
また、電話に出られても露呈する知識と経験の無さ。
お電話先の方には「確認いたしますので少々お待ちください」と「私ではわかりかねますので担当のものにお繋ぎいたします」のコンボで大変ご迷惑をお掛けいたしております。本当に申し訳ありません。精進します。
病院という場所に立って。
そしてもう1つの壁。
それは先輩に同行して初めて気づく、病院という場所の難しさ。
病院に伺うという都合上、やはりいろんな患者さんにお会いすることもあります。自分勝手に感情移入してしまうこともあれば、廊下で向こうから患者さんがいらっしゃるとき、どういう顔をしたらいいのかわからなくなってしまうときもあります。
この患者さんのために一体自分に何ができるのか。底知れぬ無力感と「なにかをしてあげたい」と考える自分におこがましさを感じたりもします。
また、製品に関しても「自分だったらこの病院様にどんなものを何のために提案できるのか」と考えたときに「果たしてそれが正解なのか。本当はもっと正しい答えがあるのではないか」と考えて考えが堂々巡りしてしまうこともあります。
命の現場に自分が伺うという覚悟が足りなかったのかもしれません。
この壁はもしかしたら長いこと向き合うことになるのではと考えております。
個性を力に一歩ずつ。
そんな一ヶ月を過ごして最近では以前より自分のことを認められるようになってきたような気がします。
「あんな髪型にしといて自分のことを認められないなんて嘘だろ」
とも思われるかもしれませんが実はあの髪型も元々自分の容姿や能力に自信が無く、自己評価低すぎのネガティブ人間だった私が、なんとか自分の存在を周りにアピールして、人に認知してもらいたい、認めてもらいたいがための苦肉の策でした。(その個性とか存在感を持っていた最たる例が自分の中ではオダギリジョーさんだったわけです。)
ですがモレーンに入って一ヶ月。いろんなところで自分の個性を気づかせてもらい、認めてもらえる中で、自然と、外見に頼らなくてもいいんだ、もっと自分自身を評価してもいいんだってことに気づき始めてきたようです。(もちろん謙虚さもわすれてはいけませんが)
そんな皆さんから認めて頂いている個性を、今度は諸先輩方のような「個」の力に昇華し、自分にしかない目線、自分なりの自分らしい考え方で今ある壁を一つずつ丁寧に、乗り越えられていけたら、と考えています。
そしてもう一つ。日々を暮らしていく中で段々と「モレーンの一人としての自分」を意識していろんなことを考えるようになってきました。
キーワードは、昔の井上陽水のCMから、拝借して
「くうねるあそぶ。それとモレーン」
そんな感じで、力を入れすぎず自然体な自分でこれからのモレーンに貢献していきたいです。
….さて、こんなことを言っていると多湖副社長に「お前はまず卒業だから。卒業な。」とどやされそうなので今日のところはこの辺で。
失礼しますー。