2017-06-27

クラブ活動支援制度「モレーン釣り部誕生」

こんにちは。
ネットワークデザイン部の高橋です。
本日は重大発表をこの場でさせていただきます。
なんと、・・・「モレーン釣り部」が誕生しました!!
モレーンコーポレーションには福利厚生の一環でクラブ活動支援制度があります。
まずは、「クラブ活動支援制度」を作った背景を紹介したいと思います。

モレーンの文化の一つとして、本気で遊ぶこと。
遊びから生まれる新しい発想を大切にしたい。

といった、企業理念があるそうです。
まだ、釣り部から何か新しい発想が産声を上げたかと言うと、まだ特にありません。
今後に期待してください。
毎年恒例のMKOM(モレーンキックオフミーティング)も本気で遊ぶことの理念を取り入れており、 MKOM1日目は真面目に各部署が今期の目標等を発表したり、チームで本気でディスカッションしています。 2日目には全員が本気で遊べるようなアクティビティで毎年盛り上がっています。

モレーンクラブ活動

会社公認の部活は「ゴルフ部」と今期誕生した「釣り部」があります。
会社非公認※の部活もあるとかないとか…
※会社非公認の理由は、いずれも部員が1人なため(笑)
私が知っている限り会社非公認の部活は
・幻の登山部!?
・ランニング部!?(部員:近々フルマラソンに挑戦するほどの実力者)
偶然にもモレーン社内には釣りを趣味とするメンバーが多く、会社にこんな素敵な制度があるなら是非、利用しようと思い釣り部を発足の申請をしました。

釣り部の活動報告その①「真冬の海にロマンを求めて」

日付:2017年1月21日
場所:東京湾沖
釣り方:ルアーを用いたライトジギング
狙い:シーバス(鱸)
参加者:高橋、富澤、松野
当日は川崎にある船宿つり幸さんにお世話になりました。
川崎つり幸といえば木村拓哉さん主演のグッドラックにて木村拓哉さん演じる「新海 元」の実家として撮影に使用されていた船宿です。

松野パニック

釣り日前日、松野が「釣り船の座席は先着順なので、受付の1時間前には到着して席を確保しておきます。」と張り切っていたのですが、当日は出航の10分前に到着するという想定外のハプニングが・・・
松野は当日川崎駅周辺のカプセルホテルにて宿泊し、誰よりも早く到着していい座席を確保しようとがんばってくれましたが、当日の朝カプセルホテルの鍵を紛失してホテルの従業員と隈なく探した挙句、自分の手首に鍵がついていたというオチ(笑)

気になる釣果は?

ちなみに、松野は海釣り歴6年のベテラン。
私、高橋はブラックバスフィッシングを10年程、海の船釣りは初。
富澤は、ほぼ釣り初心者であり、船釣りは初。
松野・・・シーバス(鱸)6匹 + カサゴ1匹
高橋・・・シーバス(鱸)9匹
富澤・・・シーバス(鱸)3匹
シーバスのジギングはとても奥が深い。
60g~120gのメタルジグと呼ばれる金属製の疑似餌を海中に落とし、メタルジグがフォール(落下)中にシーバス(鱸)が食ってくるパターンが殆どで、シーバス(鱸)がルアー口に加えてもルアーだと見切られると口からルアーをすぐに離します。
フォール中はリールのライン(釣り糸)を親指で触れるか触れないかでサミング(ラインの放出量を調整)しながらフォールさせます。
ラインから伝わってくるシーバス(鱸)のバイト(当たり)「コンッ」っていう当たりを感じで竿を上げてフック(釣り針)をシーバス(鱸)の口に引っ掛けるという、ものすごい集中力が必要なルアーフィッシングです。
富澤は匹数は少ないものの、一番でかいサイズを釣り上げました。
そのサイズがこちら。
釣ったあとは、持ち帰り自分の手で捌いて美味しく頂きました。
私は、ムニエルにして頂いたのですが魚の身がこんなにふわふわしているのかと感動するほど美味しかったです。
※食べることに夢中で調理後の写真を撮るのを忘れました。
次回のモレーン釣り部では、私と松野、富澤以外にもメンバーを増やして出陣したいと思います。
また、その時はスタッフブログにて活動報告ができればと思います。
ネットワークデザイン部 高橋

2017-06-13

MORAINE MOVIE制作委員会

きっかけ

皆様、お待たせ致しました。関西支社七里です。
5年ぶりのblog投稿です。
久しぶり投稿したのは理由があります。
それは・・・・
MORAINE MOVIE製作委員会を立ち上げることになりました!!!
きっかけとしては、第6回日本感染管理ネットワーク学会学術集会でお披露目した、下間先生に書いて頂いた絵本です。
絵本の内容は、下間先生直筆の素晴らしいイラストに、環境整備の重要性を盛り込んだ内容になります。
<欲しい方は担当営業まで>
絵本だけでも十分素晴らしいですが、皆様にモレーンスタンダードをお届けしたいと考え動画制作致しました。

0からのスタート

実際動画の制作はしたことなかったので、まずgoogleさんと向き合い動画制作のイロハを調べることからスタート。
絵コンテがまず必要とのことだったので、絵コンテを描いてみました。




絵心0の僕です。笑
そんな、僕を見兼ねてリーダー達が手を差し伸べてくださり、リーダーでの一大プロジェクトとして始動致しました。



企画、原案、エグゼクティブプロデューサー 私
脚本、演技指導 釜付リーダー
脚本、収録協力 富澤リーダー 岡本リーダー
グラフィック・モーションデザイン・動画編集 高橋インテグレーター
こうして、MORAINE MOVIE製作委員会が立ち上がったのです。

撮影開始

撮影当日までに、スタジオロケハン、カメリハ、台本作成

いざ撮影当日。
主演俳優がごねるので、みんなでご機嫌をとりながら、撮影。

短い時間しかスタジオ借りれなかったので、巻きながら撮影。


そして完成

実際プロジェクトとして稼働してから、1ヶ月程で出来上がりました。
動画だけではなく、今回は環境整備のポータルサイトも立ち上げています。
URL:https://www.moraine.co.jp/hospitalcleaning/
少しでも環境整備について皆様に届ければと思っております。
最後に、今回のプロジェクトは一人の力では絶対に出来ませんでした。
私はきっかけですが、そのきっかけでプロジェクトチームのメンバーからこうしましょう、これは僕がやりますと、みんなが自分の責任で動き出し、
”やらなければならない” ではなく、”やりたいからやる”。
プロジェクトメンバーがこの方向性を向いていたから、意見も活発に生まれ作業も効率的に素早く出来たかと思います。
今回は初めての制作だったので、反省点もあります。反省ばっかりはしていられません。笑
次回の予定ももう決まっております。笑
近日公開予定!COMING SOON!!

2017-06-02

2017年度入社 礒田

この度、モレーンコーポレーションに入社いたしました礒田健太と申します。
始めに簡単に自己紹介をしたいと思います。
滋賀県出身で、大学は薬科大学に在籍しておりました。
趣味は、映画や海外ドラマを見ることです。

「ついに社会人か」

入社日の朝、「ついに社会人か」という気持ちを抱いていました。
私は6年制の大学に通っていました。
さらに、足踏みしていましたので、高校を卒業してから8年間学生生活をしていました。
8年も大学生生活を送っている人が少なく、周りの友達が自分よりも先に就職し社会人になる様子を見て、皆と同じように自分も早く社会人になりたい気持ちがありました。

個性的な雰囲気の会社

ここで面接や実際に入社してみて感じた会社の雰囲気を紹介したいと思います。
説明会や面接でお話した方々は、個性的で魅力的でした。
また、面接では私が話す時間より面接官の方が多く話されるという変わったものでした。
会社は個性的な方が多いと聞いていましたが、実際に他の社員の方やオフィス全体の雰囲気も個性的でいい空気感です。
私の文章力では、この個性溢れる雰囲気を上手く伝えられないことが残念です。

新人成果発表プレゼン〜 不安の種 〜

同期の北村くん、新島さんのブログでも触れられていますが、3日間でプレゼン作成と聞いた時は率直に短いと感じました。
この短い期間で、発表出来るものとして形にできるか正直不安でした。
成果発表プレゼンで選定して製品は「ミンティECU3」です。
陰圧を作り出す製品になるのですが、それを工事に使用するという部分に惹かれて選びました。
プレゼンを作成するにあたって、上手く発表するには発表の予行練習は必須だと思いとにかく早く仕上げることに必死になると同時に不安な気持ちも比例して多くなっていました。

初めてのプレゼン

3日間という限られた時間でしたが、先輩IC-Rにプレゼン内容のアドバイスや確認をしていただいた結果、ある程度予行演習をして本番を迎えることができました。
当日、とにかく緊張していたのは覚えています。

私は飛んだ。

ということだけです。
私のプレゼン方法は手元に原稿を用意するスタンスではなく、その場その場で説明を交えながら進めるのですが、緊張のあまりプレゼンの内容が飛んでしまいました。
幸いにも今回作成したプレゼンではスライドに説明文を多く記載しておりましたので、なんとかスライドに書いてある内容だけは伝えられたとは思いますが、今となってはあの時何を考えてあの場に立っていたかは今でも思い出せません。

成果発表を終えて得たもの

発表中のことを覚えていなくても発表後、色んな方からアドバイスや感想は覚えています。
「製品プレゼンというより、大学の講義を受けている感じだった」とか
「もっと抑揚があると、もっと良くなるよ」など。
今回のプレゼン内容では、検証データを多用し過ぎ、これらの説明に必死になるが故に大学の講義のような印象を与えたのだと思います。
これからプレゼンする際は、流れをよく考えながら見せ方や内容を考慮することが目標です。

さいごに

モレーンは、個性的な方が多い会社であると書きましたが、その中で埋もれないように頑張っていきたいと思っています。
これからお会いする方もいると思いますが、その際は、よろしくお願いいたします。
最後になりますが、ここまで私の拙い文章を読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

2017-05-29

2017年度入社 新島

皆様初めまして。
4月に入社しました、新島と申します。

自己紹介

まずは簡単に自己紹介させて頂きたいと思います。
出身は北海道で大学生になる時に埼玉に引っ越し、現在は東京に住んでいます。
趣味はダンス、編み物、ギター、芝居、ゲームなどなど…たくさんあります。
ただし、得意な訳では決してありません。(どれか一つでも特技って言えたらいいのに…)
また、大学卒業後すぐに結婚したので研修を受けながら挙式の準備なども進めなければならず、頭がパンクしそうになりながら頑張っています(笑)

入社式

入社式当日の朝は、これから一緒に働く人たちの前でどんな挨拶文を述べるか頭の中でずっと考えて緊張と不安を抱えたまま当日を迎えました。
しかも、入社式は東京営業部の方だけで開催されると想定していたのですが、実際は各支社とSkypeにて中継でライブ配信しており、私の緊張はさらに高まっていたのを今でも覚えています。

習慣

入社式後は研修がはじまり社外では社会人としてのマナー研修を中心に、社内では製品研修をしていました。
大学では医療系学科を専攻していたので抵抗なく受ける事ができました。
ただ・・・実は、私にはある習慣がありまして。
それは「昼寝」をすること。
いつも昼食後は30分ほど昼寝をする習慣があり、昼食後の午後の研修中に”習慣”が私を眠へと誘ってくるのです。
寝そうになりながらもなんとか耐えながら研修を受けていました。
最近では新しい習慣に体が慣れてきたのか睡魔に誘われることは減りましたが、昼食後30分後あたりから欠伸がでちゃいます。

20分

研修終了後に成果発表会があることは研修中から聞かされていましたが、いざ成果発表会の詳細を聞いてびっくりしたことがあります。
なんと、プレゼンの持ち時間は「20分」
な、長い。
学生時代プレゼンをしたことはありますが、20分間という長篇とも言えるプレゼンをした経験はなくただただ、不安でした(笑)

成果発表プレゼン作成

製品研修を通して自分なりに一番理解していると感じたベットパンウォッシャー ニンジョウを選択。
発表対象の製品も決まり、プレゼンの流れも考えていましたが…

違和感

プレゼンの流れとして問題提議を明確にし、製品提案の流れでいざ作成してみるものの、なんか違和感を感じていました。
頭では流れを理解しているつもりでしたが、パワーポイントに落とし込みプレビューしてみると、どうしても違和感があったのを今でも覚えています。
この違和感の原因は、学生時代のプレゼンでは研究発表が主であり、製品を導入するうえでの改善案やコンサルティングを踏まえたプレゼンが初めてだったので上手く作れずに違和感を覚えたのかなと思います。

発表当日

発表前日に実際のセミナールームダーウィンで予行練習をしていました。
そのときは与えられた制限時間をとおり約20分でプレゼンを終えることができそうだったのですが、 成果発表当日、高まる緊張感の中パソコンのディスプレイに表示される経過時間を気にしながら進めていたのに、なんと、プレゼン自体はたったの6分で終わってしまいました。
練習では20分…
本番では6分……
さまざまな事が頭をよぎります…
…「内容を飛ばしてしまったのではないか?」
…「あのスライドはもう終わったっけ?」など。

成果発表プレゼンを終えて

今回のプレゼンでは伝わりやすくするために、極力文字をいれず自分の口で説明しながら進めるスタイルで挑みましたが、今の自分には文字を入れなさ過ぎると自分が困ることに気づきました(笑)
今後は自分が発表しやすいプレゼン方法を模索しようと思います。

最後に

最後に、まだまだ未熟な私ですが、精一杯努力して参りますので宜しくお願いいたします。
東京営業部 新島

2017-05-26

2017年度入社 北村

皆様、初めまして。
モレーンコーポレーション新入社員の北村と申します。

自己紹介

最初に簡単ではありますが、私の自己紹介をさせて頂きたいと思います。
山口県出身の22歳。大学4年間は千葉県で過ごしました。小学生3年生から高校まで野球に打ち込み、大学ではライフセービングに出会い4年間ライフセーバーをやっておりました。大学卒業後も社会人ライフセーバーとして休日には現場に出られればと思っております。

久しぶりの勉強

さて、ここから本題に入りたいと思います。
4月3日に入社式を終え、翌日から早速の新入社員研修が始まりました。
外部研修では社会人としての基本マナーの勉強を、本社での研修では、社内の各部署の仕事内容や製品に関する研修を行いました。
スポーツに青春を捧げてきたので、「こんなに真面目に勉強したのはいつぶりだろう?」と思い返す位に久しぶりの勉強でした...

成果発表プレゼン

約1ヶ月間の製品研修を終え研修成果発表と題して社長、副社長をはじめ東京本社の先輩方の前で自分が選んだ製品についてのプレゼンを行います。
成果発表プレゼン作成に与えられた時間は、例年よりも短い約3日間という短期間でしたが、先輩からのアドバイスを頂きながらなんとかプレゼン資料を完成させ無事に発表当日を迎える事ができました。
プレゼン作成にあたり一番難しかった点は、情報量が多くなりすぎない事、スライドの中身が文字ばかりになってしまわないようにする事です。
どちらも多すぎてしまうと聴講者の記憶に残りにくくなってしまうと思ったからです。

成果発表プレゼンを振り返って思うこと

プレゼンを作成する際に製品提案に至った背景を自分で設定し、設定の背景にある問題点を理解した上で製品提案するはずが、数ある特徴の中で設定から想定される一番伝えるべき特徴を絞りきれませんでした。
作成している過程で、「製品の良さを伝えたい!」という気持ちが強くなりすぎてしまい、ただの製品の紹介プレゼンになってしまいました。
もちろん、製品の魅力的な特徴全てを伝えたいことではありますが、ユーザーさんが抱える現状の問題を解決する為の製品プレゼンであるべきだと今振り返って改めて感じました。
スライド1枚あたりの情報量ももっと少なく簡潔に明瞭にし、一番に求められているものが何なのか、その製品のどんな特徴が問題解決に繋がるのかをしっかりと考えながらプレゼンの作成ができれば良かったと思います。
学生時代にも卒論発表等でプレゼンをする機会はありましたが、その時とは比較できない程の緊張感の中での発表でした。
そんな緊張感のある中で行われたプレゼンでは途中でつまずいても最後までしっかりやり切ろう、という事を考えながら喋っていました。

反省点

後日、プレゼンを撮影した映像を確認するともう少しこうすれば良かったな、という反省点がいくつか挙がりました。
例えば、表情が固いだとか、発表中に全体を見られていないだとか。
緊張感が思いっきり顔に出ていました。
発表の出来としては自分自身かなり甘く点数を付けて60点といったところでしょうか...

いい発見 「緊張をうまく楽しむ事」

反省点ばかりではなく今後の仕事に繋がるいい発見もありました。
それは緊張をうまく楽しむ事が大切だという事です。
学生時代には試合で意識していた事だったのですが、仕事でも同じ考え方が役に立ちそうだという手応えの様なものを掴めました。
ガチガチに緊張すると思うようなパフォーマンス(仕事)ができませんが程よい緊張感を持つ事で自分自信が持つ最大限のパフォーマンス(仕事)が出来ると思います。
現在は先輩IC-Rと営業の同行をしていますが、初めてお会いする方、初めて行く場所ばかりで緊張しています。
心の余裕を持ってまずは先輩の姿を見ながら色々な事を学んで行きたいと思っています。
緊張を楽しめるようになっている頃には一人前のIC-Rとしてバリバリ働けているでしょうか。
社会人のスタートを切ったばかりのフレッシュな気持ちを忘れずに頑張りたいと思います!
非常にかたい文章になってしまいましたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。
東京営業部 北村

2017-04-13

書籍レビュー「失敗の科学」東京営業部 富澤

4月になり、モレーンコーポレーションも3名の新社会人が入社しました。
3名とも先月まで学生だったとは思えないほど精悍な顔付きをしていて、入社の挨拶も堂々としていました。
4月で社会人5年目を迎える私ですが、今でも入社式の挨拶では緊張と恥ずかしさでモジモジしていたことを覚えています。
さて、今回はモレーンフィッシング部部長の富澤が最近読んで面白かった本をテーマにブログを書かせて頂きます。

失敗の科学 著者:マシュー・サイド

失敗から学習する組織と学習しない組織の違いを書いた本です。
海外の書籍らしいく沢山のデータや事例とともに、そのエッセンスを紐解いています。

手に取ったキッカケ

■ ミスを繰り返して、他部署にまで迷惑をかけてしまう事があり、失敗を減らす事にとても感心を持っていた。
■ 日々の業務に忙殺されて、失敗を反省する時間を十分取れていないと感じていた。
この書籍では、失敗から学習しない業界の典型例として「医療業界」と、医療業界とは反対に失敗から学習する業界の例として「航空業界」をあげています。
例えば、回避可能な医療過誤による死亡者はアメリカ国内だけでも毎年4万4000名〜9万8000名という報告があります。医療業界特有の事情として、ミスを誘発する複雑さ(多くの疾患とそれに応じた処置)や人手不足、高い緊急性など不可避な要素がありますが、失敗を認めない姿勢があります。
一方で、ジェット旅客機の事故率は500万フライトに1回というデータがあります。
こちらには失敗から学習する仕組みとして、ブラックボックスの設置(コックピットの会話の録音、航路の記録)や権限の強い第3者組織などがあり、医療業界とは対象的な取り組みをします。
また、この失敗への向き合い方は業界に限った話ではなく、身近にいる手のつけられない頑固者(私には親戚のおじさん!笑)にも当てはめられます。自尊心ある人ほど失敗を認められず、自身の完璧主義を詭弁で補おうとするからだそうです。
また、有名な研究者や経営者など失敗した時に失う物が多い人も、冷静な判断が難しくなり、失敗からの学習から遠ざかってしまうそうです。

感想

私はこの本を読んで、(広くこの業界から親戚のおじさんにまで当てはまる)日頃から感じていた「なんでいつまで経っても直らねぇんだ。。。トホホ」というモヤモヤがすっかり晴れました。また、医療従事者とコミュニケーションする私たち企業側こそ、医療業界を変えるキッカケ作りが出来るなのではないか?なんて考えていました。
それは、失敗に対して本当に寛大だと思います。社内では日頃から失敗自慢が出ますし、上司の昔のエピソードを聞いても、モレーンコーポレーションが失敗から学んで成長してきた会社だと感じます。日々環境が変化しているの中で、小さな失敗も無駄にせず、着実に活動に反映させていく事が、私の役割と思います。
モレーンコーポレーションの企業文化10ヶ条にある「失敗を恐れず、常に挑戦を忘れない」を思い出して、頑張ります!