2014-03-17

咲く準備


こんにちは。グローバルマーケティング部の川添です。

冬から春に向かう季節は「三寒四温」と言いますが、最近は暖かさを感じる日が増え、すぐそこまで春が来ていることを思わせてくれますね。
風のあたたかさや土の香りもそれを感じさせますが、袴姿の大学生(卒業式でしょうね)を見かけると「もうそんな季節か」と、強引に季節の移り変わりを実感させられ、現実の時間にぐいっと引き寄せられるような気がします。

私が東京に引っ越してから8ヶ月程経ちました。東京に土地勘がないので住む場所を決める時にはかなり迷ったのですが、今住んでいる場所に決めた理由の一つに『桜』があります。
家のすぐ前から駅前まで続く道程に、桜並木があるからです。さらに、部屋の窓を開けると手が届きそうなほどの距離に桜の木があり、春には目の前で満開の桜が見られそうなのです。(そんな理由で住む場所を決めるなと言われそうですが 笑)

その桜も今徐々に蕾がふくらみつつあり、木全体を見ると、うっすら桜色がかって見えます。まさに「咲く準備」をしているのでしょう。
この桜の営みは、当たり前のようですが毎年繰り返されています。毎年花を咲かすことができるように。何度も。
そんな真っ直ぐで力強い桜の姿に、私は毎年勇気付けらます。典型的な桜好きの日本人なのでしょうね()

桜の姿に触発されて…というわけでもありませんが、社会人15年目の私も、いまだに好奇心の赴くまま本を読み耽ったり、ワークショップに参加したりしています。いつかそれらが形になり、誰かの役に立って「咲く」時が来るとしたら、ちょっとうれしくて、あたたかい気持ちになるのだろうな、と思います。

皆さまにとっての「咲く準備」は、どんなことですか?